霊柩車は棺を葬儀場から火葬場に運ぶ際に利用する車です。
以前後部に神社や寺院などの建物や、輿を作りつけた宮型が一般的でした。
最近では宮型霊柩車は減少していて、西洋タイプが増えています。
小規模の葬儀や家族葬などを行う人にとって、落ち着いた雰囲気の西洋タイプが選ばれやすい傾向です。
前方ドアの下には霊柩などと書かれていて、8ナンバーで緑色のナンバープレートになります。
貨物扱いになるので、霊柩車を運転するには一般貨物自動車運送事業の許可が必要です。
寝台車との違いは寝台車は病院から運ぶ時に使用される車になります。
病院では納棺を行わず、自宅に連れて帰って布団に寝かせたり、葬儀会館の安置室に運びます。
寝台車は搬送するため、担架やストレッチャーなどを固定することが可能です。