冷凍葬は、火葬のように二酸化炭素を出さないで次世代の埋葬法です。
2001年に設立されたスウェーデンのベンチャー企業が、実用化しました。
冷凍葬のやり方は次のようになります。
まず遺体を急速冷凍させてから振動させると、粉のようにもろく崩れ去るので後は乾燥機で水分を飛ばして乾いた状態にします。
その粉状になった遺体から歯の治療に用いた金属などを取り除けば終わりです。
最後にでんぷん製の棺に入れて埋めれば、やがて土になります。
日本ではまだ法律の問題がありますが、地球環境に優しい埋葬法として今後普及する可能性は秘めています。
そんな冷凍葬を行うためには、どのくらいの費用がかかるのかというと日本円でおよそ3万円と非常にお手頃です。
火葬であれば、その倍以上は支払うこともありますから、日本で始まれば環境保護に関心がある人だけでなく簡素な埋葬法を希望する人も興味を持つことでしょう。