仏教・神道・キリスト教と宗教が変わっても、葬儀で故人に花を供える献花が行われます。
それには、献花をすることで故人に安息をもたらし安らかに眠ってもらうという意味があります。
献花に使われる花ですが、菊や百合それからカーネーションなどが用いられます。
そして、それらの花はいずれも白が選ばれるのですが、それはヨーロッパの一部で行われていた故人に白菊を供える風習が伝来したためというのが有力な説です。
では、献花をするときの作法ですが、係員から花を受け取ったら右手が花で左手は茎の根元になるように持ちましょう。
その際に右手は手のひらが上に、左手の手のひらは下します。
そうして順番がやってきたら、遺族の礼をしてから、祭壇の前に立ち一礼をして献花を行います。
花の置き方は、一定ではないので他の参列者に合わせれば大丈夫です。