悲しみを紛らわせるといった意味合いもあるのでしょう。
葬儀において喪主というのはとても忙しくあれこれとやることが山積みです。
それでは喪主の妻は、のんびりとそれを眺めている場合ではありません。
喪主の負担を少しでも支えられるよう、サポート役に徹するのです。
たとえば葬儀社との打ち合わせに参加して共に考えたり訃報の連絡をしたり、当日はお茶出しや参列者の受け入れを中心となっておこなうこととします。
急に必要なものが出てきたときも、喪主は会場から離れるわけにはいかないのですから喪主の妻の仕事となります。
意外と参列者は見ているもの、焼香の順番や席順なども喪主の妻としてのマナーを守っておこなうことです。
故人に縁の深いものから順に、喪主のすぐ横で縁の下の力持ちとならなければならずなかなかに難しいポジションなのです。