韓国の葬儀は3日葬(サミルチャン)と呼ばれています。
1日目は臨終後、新しい服を着せて白い布団や布などをかぶせることが多いです。
遺影にロウソクを立て香を焚きます。
自宅の門や玄関に喪中の紙を貼って、謹弔と書いた提灯を門に下げます。
親交のあった人などに訃報の連絡を入れ、葬儀に関する担当者を決めてることが多いです。
2日目になると身体をきれいに洗い、服を着せて掛け布で覆います。
口に水を含ませた米を入れ、棺に納めます。
棺の前に屏風を立て、黒いリボンをかけた遺影を置くことが可能です。
遺影の両側にはロウソクを立て香を焚いていき、喪服を着用してから弔問客を迎えます。
3日目は祭祀(チェサ)や告別式を行ってから、出棺することが可能です。
埋葬地まで棺を運んで、喪主が3回土を盛って土を盛り上げてお墓を作ります。
霊座を作ってお供えをし、祭祀を行ってから帰宅し、魂を家に迎える祭祀も行うことが多いです。