葬儀で使われる花には、4つの種類があります。
まず祭壇の脇に飾られるのが供花で、故人の近親者や遠方にいて参列できない人が贈ることが多いです。
白を基調にしたユリやラン、菊等が用いられます。
次に式場の入り口や外に飾られる花輪があります。
親族や会社関係団体など故人に縁のある人が贈るもので、円状のスタンドタイプになっています。
それから故人の枕元に飾るのが、枕花と呼ばれるものです。
臨終から通夜にかけて飾るもので、親族や故人と親しい友人から贈られます。
そして告別式に参列した人が祭壇に供える献花もあります。
キリスト教の場合には、仏教でお焼香をするように祭壇に一本ずつ供えていきます。
祭壇ではなく、棺に入れる場合もあります。