玉串奉奠(たまぐしほうのうORたまぐしほうてん)とは、神道の宗教儀式の1つであり結婚式や葬式、地鎮祭やお宮参りに七五三といった行事の際に、玉串に自身の祈りを込めて祭壇に捧げる事を言います。
仏教でいう所の、焼香と同じニュアンスであると考えておけば齟齬はありません。
ちなみに、玉串とは神道にて「神様が宿る」とされている榊の枝葉に紙垂(しで)や麻を結びつけた物の事を言います。
後の奉奠には、「謹んで供える」という意味があるので、意訳すると「神様に対し、自身の気持ちを包しんで供える」となる事もポイントです。
順番としては、「神職から玉串をもらう→姿勢を正し神前に赴く→神前へお辞儀しつつ祈念→玉串をささげて二礼二拍一礼」になります。