近畿地方和歌山県の葬儀について、通夜を行い翌日に葬儀や告別式、出棺や火葬の順で進みます。
後火葬の地域ですが、先に火葬を行って遺骨にて葬儀を行う前火葬のエリアも存在します。
通夜の焼香客を食事などでもてなす通夜振る舞いですが、関東エリアでは参列者に行いますが、和歌山県では行われていません。
通夜の後に親族や遺族で弁当を食べる程度になります。
会葬の返礼品はハンカチや茶などを用意し、香典返しは四十九日の法要後に提供する人が多いです。
通夜に僧侶が来て読経せずに、老人会の人が読経するようなエリアもあります。
納骨は四十九日ではなく、百か日に本山へ納骨することもあるでしょう。
日高町周辺では納棺時において近隣の人が集って勤行したり、印南町では寺の働きかけによって野辺送りが復活するといった動きもあります。