遺体をそのまま放置しておいて雨風にさらされることで風化し骨になる、それを洗って別の場所に安置するというのが風葬です。
鳥に食べさせる鳥葬も風葬の一種と言えるでしょう。
もちろん現代日本では行われていませんが平安時代には京都でごく普通にあった風景なのです。
沖縄では1960年代まで、いまは世界でもごくごく限られた地域のみです。
自然のままの葬儀の方法、今の日本でやろうと思ってもそういった場所がないでしょう。
風化するまでに発する臭いや菌などはかなりのもの、危険なのでとても無理なのです。
深く険しい山などにただ一人で登って人知れず行方不明になって死に鳥たちのエサになってといったことはあるかもしれませんが、風葬を実現させることは難しいです。